<セミナーレポ>毎日一件以上の記事掲載を実現する広報担当者に学ぶ広報・PR術
ソーシャルワイヤーさんが主催されている、株式会社メタップスの広報 鈴木聡子さんが登壇されたセミナーに参加してきました。メタップスは鈴木さんが入社されたことで、半期10記事→120記事(雑誌以外にも、テレビ・ラジオなど)に記事掲載数がぐっとあがったそうです。
広報の基礎についてはじめお話します。
まずは、自分の広報としてのミッションを知ることが大事。現代における広報活動は、企業広報・採用・マーケティング・ブランディングなどなど、良い意味でやれることがいっぱいで多様化してきています。その中で自分のミッションを知る事が必要だと鈴木さんは仰っていました。
例えば、メタップスであれば企業広報やブランディング、mixiのようにモンストなどサービスを立たせる場合にはサービス広報、スタートアップの場合は人材確保が必要なので採用広報などといった感じで、各企業によりミッションが異なります。ちなみにメルカリは、オウンドメディアの運営・ノベルティ作成・主催イベント・ソーシャル活用など全方位型で有名ですね。そこをクリアにし、上司とミッションのすり合わせをしましょう!
次に、会社を知る。事業の内容・働くメンバー・市場環境、これは広報として当然。
最後は、メディアを知るです。メディアと広報の関係性を一言でいうと、世の中に発信するパートナーです。メディアは読者のために有益かつスピーディに情報を提供し、広報はユーザーや対象者へ適切に適当なタイミングで情報を届ける必要があります。メディアのことを概念的に知るだけでなく、メディアがどの時期にどんな内容を出しているか、例えば、東洋経済・ダイヤモンド・過去2年間のトピックスをみて、分析してみてください。そうするとメディアの傾向やネタの投げ込み時期なども自ずと分かってくるのではないでしょうか。
以上が広報の基本部分になります。ここからは自分がきになったところを各ポイントで箇条書きします。
■メディアが求める広報像
①会社のことを良く知っている
②TOPとの距離が近い
③記者=最前線の人を大事にある
④スピード感
⑤広報で好きでやっている
※⑤は一番みられているそうです。
■効果測定と目標管理
プロセス目標 月に1件プレスリリースを出す(頑張り目標が見えるところ)
アウトプット目標 メディアへの掲載
成果目標 ランキングアップ
■アポグッズ(アポ後にまめに連絡するよに)
ファクトブック
ノベルティ
ネタ’(社員に聞き込み)
■メディアプロモート
名指しで電話などかける
直接リリースをもって訪問
広報同士の横のつながりを活用
■切り口
同じ記事内容でも、話の幅を変える
サービスの事例(特にToB広報)
他社との動きの抱き合わせ
■広報は営業
広報はファン作りであり、コミュニケーション能力や対話力が必要。
広報人は、人と事業と環境と対話し、発信することができる人である。
最後に、鈴木さんがおっしゃっていた言葉で印象的だった言葉を紹介して終わります。それは「広報はなくてもよい存在」という言葉です。(誤解がないようにしたいのですが、無くてよいということではないです。そういう意味合いではなく)広報は、会社を2倍3倍にするための価値をもっているオプションの存在であるとことです。確かにわたしもよく上司に、事業や会社を2倍、3倍にしていくために広報(バックオフィス)としてどうするかということをよく問われます。プラスの価値をいかに、会社に戻せるかが広報の力量でもあり、面白いところですね。
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